ご挨拶
兵庫医科大学 開学50周年記念事業募金のお願い
謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
皆様方におかれましては、平素より、学校法人兵庫医科大学の運営、発展のために深いご理解と多大なご協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
兵庫医科大学は、「社会の福祉への奉仕」「人間への深い愛」「人間への幅の広い科学的理解」の建学の精神のもと1972年に開学し、同年に開設した兵庫医科大学病院ともども2022年春には50周年を迎えました。
これまでの50年の実績を礎とし次なる50年への発展を見据え、現在、開学50周年記念事業として、次の3事業に取り組んでおります。
- 西宮キャンパスの老朽化した病院施設を再整備するため、新病院本館の建設に着手します。
- 本法人が運営する兵庫医科大学と兵庫医療大学を統合した『新生』兵庫医科大学として、医師・薬剤師・看護師・理学療法士・作業療法士の教育・研究の交流を深化させるとともに、ONE TEAMとして診療の質の向上を図ります。
- 西宮キャンパスの健康医学クリニックを大阪梅田ツインタワーズ・サウスに移転し、健診事業にとどまらず専門外来を設置し、事業の拡大発展に努めます。
新病院本館は、開学40周年の折、皆さまのご支援により竣工いたしました急性医療総合センターに隣接する地に配置します。両施設が機能的かつ効率的に結びつき、教職員がいっそう協働し各々の役割を果たすことにより、今までにも増して、「安全で質の高い医療の実践」、「地域社会への貢献」、「よき医学生・医療人の教育・育成」を推進し、開学100周年に向け、社会に貢献していきたいとの決意を固めております。
しかしながら、新病院本館の建設は、開学以来最大の事業であり、長期にわたり多額の費用を必要とします。財政基盤の確立と事業完遂に向け、教職員一同尽力しているところですが、近年の建築費の高騰、先進医療機器の導入による経費増大、新型コロナウイルス感染症による受療動向の変化など、本事業および医療を取り巻く環境は一層厳しさを増しております。
皆様方におかれましては、本学開学50周年記念事業募金へのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
謹白
2024年4月吉日
学校法人 兵庫医科大学理事長太城 力良
学校法人 兵庫医科大学募金担当理事阪上 雅史
兵庫医科大学学長鈴木 敬一郎
兵庫医科大学病院病院長池内 浩基